うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
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3月の薬膳茶【ゆらぎ肌改善茶】

2025年3月1日 土曜日

うぶすな定期便に同梱している薬膳茶のご紹介です。 毎月、季節にあわせて、 福岡”安樹堂”の漢方薬剤師・矢野久美子先生に オリジナルでブレンドいただいています。

3月の薬膳茶【ゆらぎ肌改善茶】

春は五臓の「肝」の働きが盛んになり、冬にため込んだ老廃物が解毒される時期です。そのため吹き出物やニキビなど肌荒れが出やすい時期でもあります。またデトックスに良いということで、1年で一番ダイエットが効果的な季節でもあります。今回は解毒をサポートすることで、お肌にもダイエットにもよい薬膳茶にしております。

お茶の働き:デトックスを促進し、肌荒れ改善やダイエットのサポートに。
配合:ドクダミ・金銀花・ウイキョウ・薄荷
作り方の目安:350mlの熱湯5~10分
※急須やマイボトルなどで入れることを想定しておりカップ2杯分取れます。

(写真はドクダミの花)

効能

どくだみ
:日本では民間薬として、肌荒れ、便秘などに使われてきました。
 解毒作用があるためニキビや肌荒れの改善、また便通をスムーズにし
さらにデトックスを促進します。

金銀花
:漢方では清熱解毒の働きを持ち、肌荒れ、のどの痛み、副鼻腔炎、頭痛など
抗炎症作用を持つ生薬です。
肌のデトックスに良いため、美容の薬膳茶としても使われます。

ウイキョウ
:ハーブではフェンネルと呼ばれ、食欲を抑えたりダイエットに使われます。
漢方ではお腹を温め、腹部膨満感や胃腸の不調を改善する生薬として使います。
他の生薬が少し冷やす作用があるため、お腹が冷えないように配合しています。

薄荷
:気めぐりを良くしたり、胃腸を整える働きのある生薬でスッとした味が特徴。
肌荒れの漢方にも配合されており、解毒作用のある生薬と合わせることで
デトックス作用がより効果的になります。

うぶすなにて、1回分に分包しています。 紙製のティーパックを使用していますので、 マイクロプラスティック溶け出しの心配はございません。

3月もすこやかに過ごされますように。

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