うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
もくじ

秋川牧園さん訪問

2024年5月5日 日曜日

秋川牧園さまとご縁をいただいて
山口市の本社に伺いました。

こちらは直売所

平飼い卵のほかにも直売店限定の規格外たまごの販売!
そして秋川牧園さんが栽培されている無農薬野菜が所狭しと並び
秋川牧園さんで大切に育てられた乳牛の牛乳やヨーグルト、
プリンなどのスイーツも・・!

入った瞬間わくわくが止まりませんでした。

口に入るものは間違ってはいけない

秋川牧園さんは
1972年の創業から一貫して
「口に入るものは間違ってはいけない」
との理念を実践されています。

秋川牧園さんの代名詞である鶏の“無投薬飼育”

一般的な養鶏では、病気予防のために
抗生物質をえさにまぜて鶏に投与することが多いそうです。

抗生物質を摂取した鶏の体内に「耐性菌」が蓄積され
その鶏を食べた人の体内にも「耐性菌」が蓄積されていき
いざ必要というときに薬が効かなくなることがあります。

秋川牧園さんでは、「おいしく安心なものを食べてほしい」という想いのもと
1980年代に苦労の末、世界に先駆けて無投薬飼育を確立したそうです。

ヒヨコの時から抗菌剤・抗生物質を一切与えない無投薬飼育は
ほぼ不可能といわれていますが
鶏たちの「健康」のための環境を整えることで
秋川牧園さんはこれを実現されています。

気持ちのよい環境でのびのびと「健康」に

自然の光や風が入り込む「開放型鶏舎」で
のびのびと運動できるように飼育密度を1坪35羽程度に制限して
自然の風がそよぐ中、自由に動き回り、夜の帳が下りたころ静かに眠る。

鶏たちにとってあたりまえの
けれど、コスト・生産性を重視した現場ではあたりまえではない環境を
維持し、さらにポストハーベストフリーの飼料を使われるなど
食の安全を徹底して実践されています。
<秋川牧園のサイト>
https://www.akikawabokuen.com/chicken/

秋川牧園の皆さん

「口に入るものは間違ってはいけない」の理念に誇りをもって
どのように鶏を飼育されているかを丁寧に教えてくださいました。

私たちのような小さなブランドにも
敬意をもって、丁寧に、かけひきなどせず
対応してくださるご姿勢に、心から敬服しています。

秋川牧園さまのオリジナル商品の開発など
今後うぶすながお役に立てたらと思っています。

日本の食の安全を守り続けてきた大先輩とともに
これから、ともに未来をつくっていけることが
うれしくて、わくわくしてたまりません。

うぶすなの商品にも・・・!

秋川牧園さまの鶏肉を
季節のからあげ弁当とサムゲタンに
使わせていただけることになりました!

さらに、うぶすなで塩漬けから燻製まで
自家製でつくっている“ベーコン”にも
秋川牧園さまの豚肉を使わせていただきます。
ベーコンは、玉ねぎと紅花のスープに使っていますよ♪

いのちを大切に、丁寧に、調理いたします。

みなさまの大切ないのちをいたわる食
おいしい笑顔をお届けできますように・・・!

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