うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
もくじ

こんにちは、
管理栄養士・国際薬膳師のあきこです。

8月7日から8月21日までは
二十四節気の立秋

まだまだ酷暑が続いていますが
暦の上では秋の始まりです。

秋の初めは”温燥(おんそう)”といい、
暑さが残っている状態で、
乾燥の季節に入ります。

秋の乾燥では「肺」を痛めやすく、
気管支・呼吸器系のトラブルが
起きやすくなります。

この時期の養生のポイント3つ
①まだ続く暑さに体の余分な熱を取る
②乾燥に備えて肺を潤す
③胃腸を整える
(⇒栄養の吸収を良くして気を補う)

★体の熱を冷ます食材
 トマト・ナス・キュウリ・スイカなど

★潤肺(じゅんぱい)の食材
 百合根・豆乳・松の実・胡麻・卵・白きくらげなど

★胃腸を整え気を補う食材
 米・いも類・きのこ類・かぼちゃなど

桃は潤いや滋養強壮、多汗改善に
梨は清熱、解毒、肌のうるおいにも◎

秋の旬の食べ物をいただきましょう。

今月もどうか健やかにすごされますように。

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