うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
もくじ

穀雨の食養生

2025年4月20日 日曜日

こんにちは、
管理栄養士・国際薬膳師のあきこです。

福岡では、日中気温が高くなってきました。
外ではノースリーブにショートパンツで
歩いている人もいるほど…!

4/20から5/4までは
二十四節気の「穀雨」(こくう)です。

穀雨(こくう)の意味は…
穀物をうるおす春雨が降る季節ということです。

雨の季節になると、
去年、穀雨の投稿をした後
店頭にいらっしゃった方に
「今までは雨だなぁ(+o+)と思っていたけど、
穀物を潤す恵みの雨だ✨と思うようになりました」と
お話ししていただいたことを思い出します。

雨の音には、自然音のゆらぎがあり
疲れやストレスをリラックスさせてくれるそう。

一方で、雨の前後には、身体に不調が多くなりがち。
頭痛、体の重だるさ、むくみなど…

そんな方へおすすめの食材は

▶豆類=大豆や大豆製品、黒豆など豆類全般
▶白身の魚=あゆ、たい、たらなど
▶海藻=わかめ、もずく、あおさなど

薬膳では、これらの食材が
体内の余分な水分を外に出すと考えられています。

不調を感じるときには、
日々のお食事に取り入れてみてくださいね。

うぶすなのお弁当にも
大豆やわかめなどのおかずを取り入れています。

今は季節の変わり目。
立夏(5月5日)までは土用の期間でもあります。
この時期は無理をせず、十分な睡眠をとりましょう。

今日もよい日になりますように。

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