うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
もくじ

1月20日から2月2日までは
大寒(だいかん)

―冷ゆることの至りて
 甚だしきとなればなり―

【大寒】の名前の通り、
1年で1番寒さの厳しい2週間です。

来週には寒波の到来が予想されていますね。
雪や寒さに備えましょう…!

薬膳で体を温めるといわれる食材には、
ニラや唐辛子、生姜、鮭、シナモン、黒砂糖など。

生姜やシナモン、黒砂糖は温かい飲み物としても
取り入れやすいかもしれません◎
生姜湯・チャイなどがおすすめです。
また、甘みを黒砂糖に置き換えると温まるそう。

うぶすなの冬のお弁当は
”あたためる”をテーマに、ニラ・生姜・鮭を使っていますよ。

写真は、煮込みハンバーグ弁当ー牛しぐれとニラのソースー

大寒を越えると、
次は「立春」です。

暦の上では、
春はもうすぐそこまで来ています。

また、1月17日から2月1日は土用の期間です。
土用は季節の変わり目(立春・立夏・立秋・立冬)
の前18日間をいいます。

この時期には体調を崩しやすいので
心と体を休めましょう。
無理は禁物ですよ○

胃腸をいたわる食事を中心に、
△脂っこいもの
△アルコール
△甘いもの
を控えめにします。

冬の自然界は、
植物は枯れて精気を貯える時期と考えられています。

春にいい芽を出せるよう、
元気をためておきましょう。

今日もお疲れさまです。

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