うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
もくじ

白露の食養生

2024年9月7日 土曜日

こんにちは
管理栄養士・国際薬膳師のあきこです。

今日9月7日から9月22日までは
二十四節気の白露(はくろ)

白露とは・・
夜の間に大気が冷えて、
空気中の水蒸気が草花におりて朝露となり
朝日を浴びて一面が白く輝く様子のこと

これを白露と名付けた
古来の観察眼と美意識にふっと浸りたくなります

体を潤す養生を

秋の初めは夏の暑さがまだ残っているので
「温燥(おんそう)」=温かく乾燥している
と呼ばれます。

から咳・皮膚の乾燥などはありませんか?
早めに対策をして、
本格的な乾燥の時期に備えましょう。

肺を潤す食材には、
きくらげ・山芋・れんこん
白ゴマ・松の実・落花生などがあります。
(白い食材がおすすめです)

秋の味覚の梨は、
のどの渇き、空咳、のどの炎症などに良く、
そのエキスは”養肺膏”と呼ばれるほど

旬のたべものは
そのときどきの私たちの体を
サポートしてくれる働きがあって、
本当によくできていますね。

節気にあわせた食養生で
健やかにすごされますように。

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