うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
もくじ

こんにちは、
管理栄養士・国際薬膳師のあきこです。

7月6日から7月21日までは
小暑(しょうしょ)。
梅雨の晩期にあたり、集中豪雨などの多い時期です。

うぶすなキッチンのある博多では
この時期、「博多祇園山笠」一色に染まります。
福岡市内の各所には高さ10メートルを超える
13本の「飾り山笠」が登場し、
博多人形師さんの技と、豪華絢爛な姿をたのしめますよ。

汗血同源(かんけつどうげん)ー補血の食材を

猛暑日が続き、蒸し暑さで、汗が流れます。

薬膳では「汗血同源(かんけつどうげん)」
という言葉があります。
汗も血も、源は同じということです。

そこで、汗をたくさんかく時期には
「補血(血を補うもの)」
を食べるのがよいとされています。

血を補う食材には、
・レバー
・イカやタコ
・ほうれん草
・にんじん
・黒きくらげ
・なつめ
・クコの実
・竜眼肉
などなど…

味付けには酸味と苦味を取り入れて
辛いものは控えめに。

この時期は、
睡眠時間が最も短くなる
傾向があります。

夜に十分眠れない時には、
30分程度昼寝をして
身体を休ませましょう。

今月も健やかにすごされますように。

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