うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
もくじ

2月4日から
2月18日までは
二十四節気の「立春」です。

― 春の気、立つをもってなり ―
立春吉日。
あらたな一年のはじまりです。

春は「発陳(はっちん)」の季節

「発陳」とは、
「陳(ふる)きを押し出し、
新しいものを生み出す」という意味。

植物たちが芽吹き、
枝が上へ上へとのびていくように、
冬のあいだ眠っていたものが
外へ、のびやかに現れてきます。

漢方の古典
『黄帝内経(こうていだいけい)』には、
春の自然界にならって

・楽な服装にする
・ゆったりと散歩する
・すこしだけ早起きを心がける

そんなふうに過ごすのがよいと
記されています。

春の食養生のテーマは

「デトックス」

「陳(ふる)きを押し出す」
= デトックスに向いているのは、
苦味のある春野菜。

ふきのとう、菜の花、セロリなどが
代表的です。

この「苦味」は
植物性アルカロイドという成分によるもので、

・老廃物の排出
・新陳代謝の促進

といった働きがあることも
わかってきています。

旬の食材は
まさにその時季の養生に役立ってくれる。
ほんとうによくできていますね〇

おすすめ記事