うぶすな 薬膳と九州 四季のごはん

季節の手帖

春夏秋冬の移ろいとともに綴る、
二十四節気の知恵と養生ごはんのこと。
もくじ

12月7日から12月20日までは
大雪(たいせつ)

―雪いよいよ
 降り重ねる折からなればなり―

寒さが身に染みる季節となりました。
本格的に雪が降り積もっていく頃です。

身体が冷えると、
血(けつ)や水(すい)の巡りが滞り、
さまざまな不調につながります。

熱性・温性の
身体を温める食材を取り入れましょう。

ニラやシナモン、八角は体内を温めます。
また、胃腸を温める
鮭や鶏肉、味付けでは唐辛子や生姜、にんにくを
プラスするのもおすすめです◎

冬は、明るい星が多く、空気が澄んでいて
1年で最も星空が美しい季節です。

一方で、東洋医学では、
冬は「恐れ」の感情に支配されやすい季節

恐れの感情や不安な気持ちが芽生えやすい
季節であるということを
前もって認識しておくことが大切です。

どうしても気になってしまうときには
紙に書き出してみます。
体の外に出すことで、頭の中が整理できて、
客観的に見ることができておすすめです。

うぶすなのお弁当も冬仕様になりました。
からあげ弁当は「あたたまる」がテーマの
生姜と長葱ダレ。

年末をどうか健やかに過ごされますように。

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