季節のお野菜もりもり御膳
おしながき

11月御膳　おしながき

○かぶスープ煮
○卯の花コロッケ
○真鯛の西京焼き
○れんこんはさみ揚げ
○甘長唐辛子肉詰め
○舞茸の天ぷら
○平飼い卵のだし玉子焼き
○南瓜と水菜のサラダ
○ゆで落花生
○小松菜の和え物
○ラディッシュと紫大根の彩り野菜
○鯖ずし
○おにぎり三種（梅干し・かぶ葉漬物・玄米あられ）


○かぶスープ煮
たなまち農園で大切に育まれた旬のかぶを、鶏がら出汁でやわらかく炊きました。鶏がら出汁は、国産の鶏がらを三時間ほど煮出しており、やさしい味わいとなっています。

○卯の花コロッケ
九州産の大豆を原料に、昔ながらの製法を守り続けている荒木豆腐店のおからを、かつおと昆布の出汁で炊いた後、コロッケにしました。中のチーズが味のアクセントになっています。

○真鯛の西京焼き
国産真鯛を卸身で仕入れて、うぶすなのキッチンで一切れずつカットしています。みそに漬け込み、風味よく焼き上げましました。

○れんこんはさみ揚げ
厚めにスライスしたレンコンの間に、玉ねぎやネギを混ぜ込んだお肉を挟みました。シャキシャキとした歯ごたえを楽しめる一品です。

○ゆで落花生
旬の落花生の柔らかくほくほくとした食感をお楽しみください。薬膳では、空気が乾燥しがちな今の季節、傷つきやすい「肺」をうるおす食材と考えられています。

○小松菜の和え物
小松菜の定番の和え物です。さっと茹でた小松菜の食感と彩りが良いおかずとなっています。

○甘長唐辛子肉詰め
福岡県古賀市より届いた甘長とうがらしに、肉だねをたっぷり詰めて揚げています。甘長とうがらしには、辛味がなく甘味があるのが特徴です。

○彩り野菜
ラディッシュは味付けをせず素材そのままに、色鮮やかな紫大根は塩漬けにしました。

○鯖ずし
福岡県の筑後平野で無農薬栽培に取り組んでいる中村農園のお米を使用しています。香ばしくふっくらと焼き上げたさばを酢飯にのせて、巻きすでぎゅっと形を整えました。酢飯に混ぜ込んだしょうがと大葉の風味を感じられます。サバには補気養血の働きがあり、乾燥する秋に体内の潤いを補ってくれる食材です。

○おにぎり三種（梅干し・かぶ葉漬物・玄米あられ）
梅・紫蘇・塩のみで作られたすっぱい梅干しのおにぎり、たなまち農園のかぶの葉を余すところなく漬物にして混ぜ込んだ青菜おにぎり、古代米の玄米あられをまとったおにぎりの三種類をお楽しみください。

今月のメイン野菜は「白かぶ」

今月は、たなまち農園さんの「白かぶ」がメイン食材。 収穫してすぐに届けていただき、調理していますので、瑞々しく、生命力がみなぎっています。 そのほかのお野菜とお米も、主に福岡の農家さんが大切に育てた有機または特別栽培のものを使用しています。 添加物不使用。自然の恵みをぎゅっと詰めました。

はじまりは、生産者さんとの出会いから

このお弁当のはじまりは、福岡で有機栽培に取り組んでいる「たなまち農園」さんとの出会いでした。 タネ（野菜のあかちゃん）を育てるところから取り組まれています。 お野菜を出荷するときは、子を送り出すような気持ちになるのだそう。 「旬は一瞬。でもその一瞬の時間（とき）を止めて、弁当に閉じ込められるって、冷凍弁当の可能性は無限大ですね！玉手箱みたい。」 と棚町さん。 たなまち農園とうぶすながコラボした渾身のお弁当、皆様に美味しい笑顔とほっとするひとときをお届けできますように。