季節のお野菜もりもり御膳
おしながき

7月御膳　おしながき

○ブラジル風コロッケ
○ゴーヤ肉詰め
○春雨の五目酢
○サバの竜田揚げ
○とうもろこし
○茄子のみそ煮
○平飼い卵の玉子焼き
○人参バルサミコ酢
○豚しゃぶサラダ
○人参ラペ
○鯖みりん焼
○ハスの実ごはん


○ブラジル風コロッケ
たなまち農園で大切に育まれた旬のじゃがいも。スライスしたにんにくをのせてジューシーに焼いた鶏肉をほぐし、じゃがいもに包んで揚げました。おやきのような味わいをお楽しみください。

○ゴーヤ肉詰め
新鮮なゴーヤに肉だねを詰めて焼き、タレを絡めました。薬膳では、夏には苦みのある食材を取り入れるとよいと考えられています。

○春雨の五目酢
甘酸っぱくてするすると食べられる酢のものです。からだの水はけを良くする緑豆春雨と、体内の余分な熱を冷ます夏野菜のきゅうりの組み合わせは高温多湿な時期にぴったりです。

○サバの竜田揚げ
ふっくらとした身のさばを竜田揚げにしました。自社で丁寧に骨抜きを行っています。※骨が残る場合がありますので、十分に気を付けてお召し上がりください。

○とうもろこし
味付けをせず、シンプルに素材の甘みをお楽しみいただける一品です。

○茄子のみそ煮
さっと素揚げしたなすに甘いみそを絡めて色よく仕上げています。ご飯のすすむ一品です。水分量が多く、みずみずしい口あたりをお楽しみください。

○平飼い卵の玉子焼き
唐津の潮風を感じる自然豊かで風通しの良い環境でのびのび育てられた卵を使用しています。卵は、不足している体液や血液を補い、「養心（心を補う）」の働きがあると考えられています。日中暑くなり、血を全身に循環させている「心」を養生する一品です。

○豚しゃぶサラダ
さっぱりとした味付けに豚肉のコクが加わり、風味豊かなみょうがと大葉がよく合います。

○人参ラペ
爽やかな酸味に、粒マスタードの辛味がおいしい人参ラぺです。補血のはたらきをサポートする人参。薬膳の考え方では「汗血同源（かんけつどうげん）」、汗をかくと血を消耗すると考えられています。

○ハスの実ごはん
ほくほくとした食感とほんのりとした甘みのあるハスの実を炊き込んだごはんです。夏の時期は汗が多くなり、全身に血液をめぐらせる「心（しん）」に負荷がかかりやすい時期です。ハスの実は、養心の食材です。 ごはんは、福岡県久留米市のオーガニック中村農園で育まれた夢つくしを使用しています。粒がしっかりとした白米と、夏の養生をサポートしてくれるハスの実のほくほく食感をお楽しみください。

今月のメイン野菜は「じゃがいも」

今月は、たなまち農園さんの「じゃがいも」がメイン食材。 収穫してすぐに届けていただき、調理していますので、瑞々しく、生命力がみなぎっています。 そのほかのお野菜とお米も、主に福岡の農家さんが大切に育てた有機または特別栽培のものを使用しています。 添加物不使用。自然の恵みをぎゅっと詰めました。

はじまりは、生産者さんとの出会いから

このお弁当のはじまりは、福岡で有機栽培に取り組んでいる「たなまち農園」さんとの出会いでした。 タネ（野菜のあかちゃん）を育てるところから取り組まれています。 お野菜を出荷するときは、子を送り出すような気持ちになるのだそう。 「旬は一瞬。でもその一瞬の時間（とき）を止めて、弁当に閉じ込められるって、冷凍弁当の可能性は無限大ですね！玉手箱みたい。」 と棚町さん。 たなまち農園とうぶすながコラボした渾身のお弁当、皆様に美味しい笑顔とほっとするひとときをお届けできますように。